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給湯器がガス臭い?臭いの原因や使用者がやるべきことを徹底解説

鼻を抑える女性

 

給湯器がガス臭くて、怖い思いをした経験はありませんか?日常生活において必要不可欠な給湯器ですが、不完全燃焼やガス漏れの危険性についても知っておく必要があります。そこで本記事では、給湯器がガス臭い場合の原因や対処法について解説します。給湯器を安全に使用するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

給湯器がガス臭い原因

まずは、給湯器がガス臭い主な原因をご紹介します。

給湯器内で不完全燃焼が起きている

給湯器の運転中のみガスの臭いがする場合は、燃焼不良が原因かもしれません。ガスを燃焼させるためには酸素が必要ですが、酸素が不足するとガスがすべて燃えきらず、独特な匂いが発生します。不完全燃焼は、給湯器の排気口や給気口にゴミが詰まっていたり、給湯器の内部に水が入ったりした場合に起きやすいトラブルです。一酸化炭素が発生する危険性があるため、ただちにガスの使用を中止しましょう。

ガスの残量が少なくなっている

実は、ガス容器内のガスはもともと無臭ですが、ガス漏れしてしまった際に早く気付けるように、あえて「付臭剤」と呼ばれる物質を使い、独特の臭いを付けています。ガスの残量が少なくなってくると、ガスの量に対して付臭剤の割合が高くなり、濃度が濃くなるため、臭いがきつくなることがあります。

給湯器が破損している

給湯器のガス管や接続部分が劣化していると、破損部分からガス漏れし、ガス臭さを感じることがあります。給湯器の平均的な寿命は、使用方法や頻度によっても変わりますが、およそ10年ほどです。使い始めてから10年以上経っている場合は、経年劣化している可能性が考えられるため、一度専門業者に依頼し、点検してもらった方が良いでしょう。

 

しかし、新品の給湯器に交換したばかりでも、排気口からの異物混入などのトラブルは十分考えられます。内部に異物が入ることで、ガス弁がきちんと閉まらずに、ガス漏れの原因となる可能性もあるため、不安なときは必ず業者に見てもらいましょう。

給湯器がガス臭い場合の対処方法

ここでは、給湯器がガス臭い場合にとるべき対応をご紹介します。

火を消す

まずは、ガスを使用している機器を全て止めましょう。ガス機器を停止したら、ガスの元栓を閉めてください。プロパンガスを使用している場合は、容器バルブを締めましょう。

換気をする

部屋の中にガスが充満している危険性があるため、部屋の窓を出来る限り大きく開けて換気を促します。窓を2カ所以上開けることで空気の流れができて、溜まった空気を効率よく排出できるでしょう。

 

空気の流れを作ろうとして、扇風機や換気扇を使用することは絶対にやめてください。電源を入れた際の火花や静電気により引火する危険性があるため、電化製品は使わないようにしましょう。

周囲に知らせる

集合住宅にお住まいの場合や隣家が近い場合は、状況に応じて周囲に危険を知らせてください。

ガス会社の指示を仰ぐ

十分に換気ができたら、普段利用しているガス会社に連絡を入れ、指示を仰ぎましょう。点検が完了するまでは、電化製品や火気の使用は中止してください。

管理会社に連絡する

賃貸物件の場合は、大家さんや管理会社にも報告しましょう。問題が解決した後だとしても、後のトラブルを防ぐためにも、連絡しておくことをおすすめします。

給湯器がガス臭くなったら、早急に交換・修理を検討しよう

本記事では、給湯器がガス臭い場合の原因や対処法について解説しました。給湯器がガス臭くなっても、慌てずに適切な対応を取ることが大切です。思わぬ事故を起こさないためにも、定期的な給湯器の点検を欠かさず、安全に使用しましょう。万が一、給湯器がガス臭くなった場合は、本記事の内容を参考にしてみてください。

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